- なぜ、なぜなのか。ソフトウェア開発に取り組むときの合言葉です。
ニーズが発生するとき、その背景に存在するほんとうのニーズを発見することが最適システムの開発に重要だからです。
わたしたちは正確な問題点の発掘から仕事を始めます。
- わたしたちの頭の上にはアンテナが立っています。まさかオモチャのロボットではありませんので、それを見ることはできません。
でも情報に敏感なわたしたち。あらゆる進展や変化を世界中からいつも収集しています。
- 優れたハードウェア環境に、各種のソフトウェアを駆使し、余裕ある開発環境を確立しています。
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を導入し、情報の取り扱いにも万全の管理体制を敷いています。
情報セキュリティの実践の場では、インシデント発生時に「発生原因」と「流出原因」が追及されます。ソフトウェア開発の場合、「流出原因」についてはやはりテストの質が議論されますが、「発生原因」にはそのシステムのデザインが大きく関与します。デザインと言っても画面デザインとか操作性ではなく、そのシステムの内部デザインです。
以前のソフトウェア開発では、プログラムを構成する単位がアルゴリズム実現のための「プロシジャ」あるいは「関数」等と呼ばれる単位であった為に、システムのデザイン(設計)をそのままプログラムに反映することは難しい状況でした。
今はオブジェクト指向と呼ばれる考え方が主流になり、システムを構成する概念をそのままプログラムに落とし込むことができます。ソフトウェアは複雑な構築物ですが、今はそのデザインは十分評価対象として取り扱うことができます。
デザインがよくないシステムはその構造自体に問題要因をはらんでおり、問題が発覚した際には修復にも時間がかかることになります。我々は、品質管理をテスト(下流)工程だけに限定することはしません。
設計(上流)工程から品質管理は始まっています。
弊社はものづくりの現場で多くのシステム開発に関わってきました。それらはお客様に十分満足していただけるシステムであったと自負しています。
ただ、それらのシステムが導入先の工程あるいは設備で十分な成果をあげたとしても、ものづくりの全体を見た場合、決して最善の効率が達成できているとは言えません。それらの個々のシステムがうまく連携して初めてものづくりの全体の効率を図ることが可能になります。
「ものづくりの世界を進化させるソフトウェアサービス」というのは、ソフトウェアサービスという側面からものづくりの全体(製品企画から、設計、製造、出荷に至るまで)をトータルにサポートしようとするものです。
生産管理のパッケージソフトを導入しても効果がでないといった、システムの仕様にお客様の業務を合わせた結果、かえって生産効率を落としてしまっている例もしばしば見受けられます。まず、それぞれの工程あるいは設備を効率化する下層のシステムがあって、それらのシステムが連携、統合されて、その結果初めて上層のシステムもお客様の業務に融和できると信じております。
これまで培った、知識、スキル、経験を活かし、お客様の為に役立てる事を絶えず挑戦していきます。

これまでの我々の経験において、業務を分析するスキル、様々な運用形態に対応するスキル、業務を抽象化してとらえるスキルが培われました。その経験の積み重ね、さらに活かして、受け身でのシステム開発ではなく、自らもお客様に対して業務を効率化するアイデアを創出するまでになりました。
現在の閉塞した経営環境の中、この経験・ノウハウを広く提供していくことで、お客様の業務活動の効率化に役立つ事が出来るのではないのかと考えるに至りました。
では、それをどのように提供するのか?
ただ単なる人的サービスとして提供するのでは、お客様にとっての効果的な役立て方が出来ません。ソリューションとしてサービスをパッケージングすることで、サービス内容を明確にし、適正な価値をスピーディに提供することを可能にしました。