Blogブログ

ジギョケイを岐阜大学の皆さんと作成中!

岐阜大学の授業「リスクマネジメント論」を受講している学生の皆さんの協力を得て、
当社の事業継続力強化計画(通称:ジギョケイ)の作成に取り組んでいます。

当社はこれまで、ISMS(ISO27001)の認証取得企業として、主に情報セキュリティの観点からBCP(事業継続計画)に向き合ってきました。
しかし今回は、せっかくの機会をいただいたこともあり、より幅広い視点から事業継続を見直すことを目指しています。

第2回の授業では、岐阜大学の学生14名の皆さんに来社いただき、現状把握のための実地見学と質問会を実施しました。学生の皆さんは「家具が転倒した際に避難経路は確保されるのか」「どのハードウェアが業務継続上重要なのか」といった観点から実際のオフィス環境を丁寧に観察し、活発に意見交換が行われました。外部の視点を通して、普段見慣れている環境でも新たな気づきや検討すべき視点が得られることを改めて実感しました。

避難経路として非常階段を見学

社内見学の後は、学生の皆さんに事前に準備いただいた48項目の質問リストを基に、現状認識や運用上の課題について議論を深めました。質問内容は、ハードウェアの冗長性や災害時の役割分担、データ復旧体制、従業員の安全確保など多岐にわたり、当社としても改めて検討すべきテーマが明確になる有意義な時間となりました。

また、学生の皆さんからは、約1か月後を目処に当社BCP改善のための提案をいただける予定です。
どのような視点やアイデアが得られるのか、今から大変楽しみにしています。
私たちも受け身になるのではなく、自社として整理すべき課題や検討すべきテーマを改めてまとめ、
次回、学生の皆さんとより充実した議論ができるよう準備を進めていきたいと考えています。

ブログ記事一覧に戻る